1961-08-18 第38回国会 衆議院 災害対策協議会 第9号
そんなわけで一番最初に問題になりますのが、せっかく予約買付を約束して概算金の受け取りはあるが、本年米でこんな状況でどうするかということが問題になっております。私はあとで協議会に参加いたしましたので、この質問はもはやあるいは済んでおるかとも思いますけれども、簡単でけっこうでありますが、食糧庁の方の仕事でありますから、家治さんがおられるので、はっきりと概算金の支払いの延期の点に対して御答弁を願います。
そんなわけで一番最初に問題になりますのが、せっかく予約買付を約束して概算金の受け取りはあるが、本年米でこんな状況でどうするかということが問題になっております。私はあとで協議会に参加いたしましたので、この質問はもはやあるいは済んでおるかとも思いますけれども、簡単でけっこうでありますが、食糧庁の方の仕事でありますから、家治さんがおられるので、はっきりと概算金の支払いの延期の点に対して御答弁を願います。
その集まる率を見ますと、ここ予約買付以来最高の率でございます。そういった面から見ますと、どうして配給辞退というものがこんなにふえるのだろうという点は単に数字から見ましてもなかなかつかみにくい点がございます。
この状況で参りますならば、年内に三千三百万石と申しますか、予定しておる二千九百万石を上回る四百万石の予約買付も実現するのじゃないか。そうなって参りますと、これで約四百万石ふえれば、四百億の財政支出増というか、資金増になるわけであります。こういうようなことを考えて参りますと、この下期における金融が持つ役割というものは一そう大きく浮んでくるのじゃないか。
そうしてその結果、所要の予約買付をいたしておるわけでございますが、このやみを放任するということは、もとより許されないことでございますけれども、しかしながら、全部これを根絶することのできないということの現状は、率直に申し上げて、これは遺憾に存じておる次第であります。
で、最近一つの問題となっておりますることは、日本側の商社が、みずからの責任と費用において、ソ連に使いを出し、そうして、一つの具体例をもっていたしますると、大豆かすの予約買付等をしたということが伝えられております。
○三浦国務大臣 従来の実績等を見まして、そして今の所定の予約買付ができる、こういうふうな見込みを立てておりますから、この際は加算を加えずとも成功し得る、こういうふうに考えております。
というのは昭和三十年から予約買付といいますか、こういう制度にいたしたのでございます。
ことに予約買付といいますか、予約売り渡しといいますか、そういうことでありますから、価格を決定したもので約束をするということが筋じゃないか、こういうふうに考えます。
その後生産者米価が上っておりますので八十七億、それから予約買付の数量がふえておりますので二十億、それを入れまして約二百八十億が赤字になる予定でありますから、先ほど申し上げましたように、内地米としては消費者米価の値上げによってこれを償い得ることにはなっておりません。
○成田委員 それから予約買付ですが、これは先ほど大臣の御説明では二千八百九十万石、こういうように聞いたのですが、正確な数字は幾らですか。
○成田委員 予約買付から綱紀粛正まで発展してきました。そこで私ごく簡単にあと一、二点お尋ねしたいと思います。今予約買付は二千九百八十五万石と言われたのですが、三十一年度の持ち越し、それから輸入食糧の予定数量、特に輸入食糧は豊作によって相当計画が変るのじゃないかと思いますが、どれだけ減少するか、これを一つお答え願いたいと思います。
○高橋進太郎君 これは吉橋さんか、あるいは水田さんからもお伺いしたいと思うのですが、いろいろ特に地方の金融の逼迫には、従来政府の、たとえば米価の決定がおくれたために、予約買付の問題がおくれて、だいぶ資金還付というようなものも見たというようなことも非常に影響していると思うのですが、そのほか、この政府なり、あるいは地方機関が、特に先ほど水田さんのお話の中にも、昨年はああいったような順調な形でいって、それだけ
この予約制度というもの自体は、予約買付価格というものは純粋の経済的には算定できないものである、こういうことを言っておるわけです。あえてこれをとるのは、そういう経済上のことよりも、現行制度の中においてどうして運用するかということから生まれてきたところの価格のとり方でないか、こう言っておるのです。
たとえば百歩譲歩して需給均衡価格というけれども、需給均衡価格というものは予約買付価格には出てこないはずです。将来制度が改正になりまして、需給均衡価格というようなものが打ち出されましても、予約買付では需給均衡価格なんというものは出てこないはずです。需給のバランスが破れる一番おそれのあるものは、収量です。
いわゆる予約買付米価である。生産者米価と名づけらるべきものじゃない。予約買付米価です。あなたは首を振っておりますが、凶作になった場合に、これで生産者米価だと言えるのですか。そういう性質の米価です。豊凶係数を見ないでもいい米価というものは、私はあり得ないと思う。そんな机上の米価というものは、需給調節、価格安定の何らの権威も持たないものだと思う。
その点は私今言及を避けますが、あなた先ほどの御答弁の中で、予約買付制度は大へん順調に行っておって成功を収めているので、ここしばらくこの制度をやりたい、こう言っておりました。成功した中身の中には、あなたの手足となって働いている全食糧の諸君が非常に難儀をしているということがあります。
三十三年度のことも、あるいは考えておるのかもしれませんけれども、前の河野農林大臣がさきに新聞談話等で発表しまして、それに関して農業団体、社会党等から鋭くその欠点をためされて、だんだん考え方を変えて、この予約買付制度に転換をしたという経緯があるわけでございます。
そうした場合に政府が供出制度から予約買付の方向へ政策を転換したのでございますが、これは私らが外部から統計などで見ると、特に米産県などにおいては、予約買付の数量が政府予定よりも常に上回っておるというのが事実のようでございますが、こういう傾向は政府としては予約買付の制度が非常によくいっている。次の段階において政府は何を求めているか。
○小笠原二三男君 そうすると、これはこの予約買付なり何なり、米の統制ということで、農協がこの点を扱いまた、倉庫に入れるというようなことから上ってくる金で、この返済をするというようなことになるのだろうと思いますが、従って、これは将来米の統制という問題がはずれるというようなことになれば、この回収ということについては相当影響があると思うのですが、いかがですか。
まあこれにつきましては、もちろん順法精神との関係もございまして、農林当局としては御承知の通りいろいろ苦心をしておるようでありまして、たとえば予約買付、あるいはまた臨時匿名売り渡し制度というようなものもやりまして、そして予約の供出が完了した者については、農協あるいは指定商に対して匿名売り渡しの方法等も道を開き、あるいはその他の処置を講じられましていろいろ苦心をされておるようでありますが、私どもといたしましては
これと全然性質の異なる予約買付に対する前渡金の利子の免除に関する法律と、二つを一緒にするというようなことはどういうわけで出されたのか、性質の異なるものは、おのおの提案されるのが通例であります。また議会政治の上から行きましても、法律の審議の上から行きましても、性質の異なるものは性質の異なったような法案の提出の仕方をすることが、今日までの常道であります。
しかし今後こういう制度を続けていきます上からは、こういう災害等によりましていろいろ困られる農家もできてくるわけでございますから、この問題はもともと災害対策として起きたのでございますけれども、予約買付制度そのものについての根本的な、付属的なこの問題でもございますから、よく考究を今後いたしたいと思います。
それにつきまして、昨年から実施されました予約買付制というものは、ある一定の時期になりまして、たしか七月中だと思いますが、定の売り渡しの申し込みをする。その売り渡しの申し込みをして売買契約ができました場合には、そのうちの代金の一部、たしか石当り二千円だと思いますが、これを政府が前渡金として支払うということがまず第一段階にあるわけであります。
一つは食糧が不足しているからもらいたいということ、一つはその価格を安くしてもらいたいということ、一つは予約買付に対するところの資金の問題をどうするかということだ。そこであなたのおっしゃることはできることを言っているだけの話なんです。
○淡谷小委員 それからこれはまだはっきりした規則ができたことを聞きませんが、例の米の予約買付による前渡金の問題ですが、これは災害等によりまして何らかの措置がとれるように法制的なおきめがあるかどうか。
○木村禧八郎君 一番初め予算に計上されたときの基本数量は二千三百五十万石、これは買付数量になっていますね、それが豊作でそれ以上予約買付をやったのですけれども、最初は二千三百五十万石内地米を配給する予定じゃなかったのです。最初からやはり内地米配給は二千万石程度……。